第4回チャリティ・アクション
東日本大震災・原発被災地福島の子らを招待

      ふくしまキッズプロジェクトinこだいら    

滝口幸一
(平成8文)

♪福島のこどもたち26名を小平に招いて合宿♪
東日本大震災から3年2か月、5月3日(土)~6日(火)、福島の小学生26名を小平市に招待するチャリティー企画を実施しました。

★一昨年まで小平市八ヶ岳山荘で実施してきたこの企画ですが、山荘の閉鎖に伴い小平市内のホームステイに変更しました。5月3日、早朝3時50分、小平市役所前に集合した送迎スタッフを乗せて東北道経由で待ち合わせ場所の福島駅を目指しました。

★外環道練馬インターから高速に乗りましたが、その時点で渋滞35キロの表示が出ています。ゴールデンウィーク初日、甘くはありません。当初の福島合流を変更し、前日から福島入りしているスタッフに福島・郡山間のバス添乗を任せ、10時に郡山にて無事合流しました。合流後は一路小平へ。


★14時過ぎに小平しんめい幼稚園に到着、開校式を行いました。夜は恒例の肝試し。昼間は楽しい園舎や裏庭も、何者かが潜んでいそうな空間に変わります。こどもたちは長旅の疲れも見せず小平の夜を元気に楽しんでいました。この日はしんめい幼稚園のホールに泊まりました。


しんめい幼稚園で開校式

★翌日は小平こどもキャンプ場へ。野外で思い切り走り回り飯盒炊爨。そしていよいよホームステイ先へ。5日にはさいたま緑の森博物館で自然の魅力を体験した後、オリエンテーリング。途中で道に迷うハプニングもありましたがおいしい豚汁を食べ、森の中で遊びました。

緑の森の博物館の方から自然のおはなし

★今回の企画は、震災から数えて4回目です。毎回こだいらチャリティーコンサートをはじめ、稲門会員の先輩方からもあたたかいご寄付を頂いています。街頭募金も実施していますが、2回の募金で6万円余のご寄付を頂くことができました。また、ホームステイ受け入れに19世帯、食事担当に11人、移動担当に8人、見守り担当18人、本部スタッフ13人、遊び担当に43人と、子育てが終わった熟年世代から学生さんまで、本当に多くの人がかかわって実現したことに感動しました。

小平ふるさと村で閉校式

★私たちの心に同胞の災難に際し何か役立ちたい、という気持ちが息づいている証左ではないでしょうか。ご支援を頂いた皆様に心より御礼を申し上げます。(2014.5.11記

♪BGM:小山作之助[夏は来ぬ]arranged by Ripple♪

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