同好会
温泉を楽しむ会



小平稲門会の新しい同好会として、2010年4月から活動を開始しました。土地の美味い酒と料理を味わい、温泉を満喫しようという“小原庄助大好き人間”の至福追求の楽しい同好会です。年に数回の温泉一泊の旅を実行していく計画です。

気に入った温泉行だけの選択もOK、小平稲門会はもちろん近隣稲門会の皆さんの飛び入り参加も大歓迎です。温泉行の告知と参加メンバーの募集は、計画決定の都度、当ホームページの[温泉を楽しむ会]コーナーと[お知らせ]のページで行いますので、お気軽にご参加下さい。     
                                         (温泉を楽しむ会幹事:中村泰三)



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第4回温泉を楽しむ会
[1日目]
★「第四回温泉を楽しむ会」で奥湯河原温泉の青巒荘に行ってきました。 2012年10月16日(火)13時前に「小田急線新宿駅西口改札口」に小平から 参加の5名(伊藤さん、栗原さん、小山さん、大島さん、中村)が集合し、13時18分発快速急行で「奥湯河原温泉」に向かいました。

★湯河原駅で、現地在住の「大屋さん」が加わり、6名での2日間の温泉のたびを満喫してきました。
 
 (注:湯河原温泉(奥湯河原温泉)は万葉集にも詠まれた由緒ある温泉地で夏目漱石、芥川龍之介など数多くの文人に愛された名湯の地として有名です。 泉質は弱食塩質、弱アルカリ性で肌にやさしい温泉で、石鹸の泡立ちが良く、湯冷めしない特徴があります。) 

★小田急線ですと「ロマンスカー」ですが、今回は時間がたっぷりある年金生活者の旅ですので「快速急行」を選びました。平日にも係わらず、新宿を出る頃は満席で 立つ人も結構いましたが、都心を抜け、多摩川を渡る頃には座席も空いてきました。小田原駅でJR東海道線に乗り換え、湯河原駅下車、「大屋さん」と合流し、バスで奥湯河原温泉の本日の宿「青巒荘」に16時にチェックインしました。

★別館の2階20畳の広くゆったりとできる部屋に案内され、今回は、先ず、お茶と茶菓子で無事に到着を祝いましたが、やは り、ビールの乾杯となりました。 淡島千景似の美景の仲居さんからホテルでの過ごし方等の説明を受け、その後に温泉を満喫しました。 

★夕食は、今時めずらしい部屋食です。大きな3つのテーブルに乗り切れないくらいの料理とビール、焼酎、日本酒、更には大屋さん差し入れの地酒「丹沢山」を堪能しました。

★今回の参加者は酒豪ぞろいで大いに呑んで呑んで食べて食べて十分におしゃべりを堪能した2時間でした。その後、有志は 「カラオケ」に出向いて、楽しい一夜を楽しみました。

淡島千景似の仲居さんを囲んで祈念撮影
食後に長老お二人の写真を撮る → アップ

[2日目]
★翌日は、朝5時30分頃から各人、藤木川の朱塗りの橋の向こうにある「白龍の滝を眺めながら入る露天風呂」を楽しみ、気持ち良い目覚めをしました。

 
35mの白龍の滝 滝の流れる露天風呂(手振れの画面で失礼)
露天風呂を出てポーズをとる伊藤先生 宿のそばを流れる藤木川の清流

★部屋食の朝食、当然向かえ酒の付いた朝食を楽しみました。そして、2日目は小田原城 でなく、真鶴海岸の自然を楽しもうと意見が一致し、急遽、旅程を変更しました。午前9時過ぎにチェックアウトし、バスで湯河原駅経由真鶴海岸に向かいました。

★JR真鶴駅前から真鶴海岸行きのバスに乗って約30分、真鶴海岸に到着、潮風が 心地よく感じられました。 真鶴海岸の最南端から約50m下った海岸線をウォーキングし、オゾンを十分に吸い 、その後は「ケープ真鶴」のお土産屋さんの一角の喫茶店で休憩、ソフトクリームを 但し1名は缶ビールを楽しみました。


真鶴海岸最南端の表示板 約50m下の海岸線に向かう一行 何を想うか伊藤先生
真鶴海岸の有名な三ケ石 遠方には熱海の海岸。海は穏やかでした   休憩をとった「ケープ真鶴」

★そろそろ昼食の時間、海の幸を味わおうとのことで「魚市場の真鶴魚座」にバスで向かいましたが、途中で水曜日が定休日であることが判明し、急遽、地元住人の 大屋さんの提案で「うに清」での昼食となりました。ビール、冷酒付のアジのたたき等の定食を堪能しました。本当に美味かった。

★真鶴駅でアジの開きやウルメイワシ等のお土産を仕入れて、小平組の5人は大屋さんと別れ、一路、グループ解散地の新宿駅に向かいました。

★計画通りに16時10分に小田急線新宿駅に到着、解散式と反省会を呑み且つ食べながらやろうとの提案で小田急デパートのレストラン街の蕎麦屋で実施、奥湯河原温泉の青巒荘行きの2日間の「第四回温泉を楽しむ会」を無事に全員大満足で終えました。

★最後に、今回も良く呑み、良く食べ、良く歌い、そして、美味しい海の幸の昼食とかなりの予算オーバーとなりましたが、参加された方々が大変に満足され喜んで頂いたことで幹事として救われました。今後も楽しい企画をしますのでこれに懲りずに是非に参加を宜しくお願いします。(報告&写真:中村泰三) 



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第3回温泉を楽しむ会

紅葉の筑波山で温泉と眺望、そしてお酒をを楽しんできました。
(11.11.8-9.)

★東日本大震災で延期になっていた「第三回温泉を楽しむ会」で筑波山温泉に行ってきました。11月8日(火)14時前に「つくばエキスプレス秋葉原駅改札口」に5名の参加者が集合。計画より1本早い14時発の快速で「筑波山温泉」に向かい2日間の旅を満喫してきました。

バスの窓から筑波山を望む
秋高し関東統ぶる筑波山  雄一

★「つくばエキスプレス」に初めて乗車しましたが、平日の昼間と言うこともあり車内はゆったり、しかも快適な速さで走り、45分で「つくば駅」に到着、つくば駅から「筑波直行シャトル」で本日の宿「つくばグランドホテル」に15時40分チェックインしました。

★関東平野が一望できる20畳と広いゆったりとできる部屋に案内され、早速、無事に到着を祝う「一杯の会」で盛り上がりました。その後、温泉を満喫し、夕食、特に霞ヶ浦でとれた「わかさぎの天ぷら」「地酒の熱燗」が美味しかった。

★部屋に戻ってから「焼酎を飲みながらの語らい」が次から次と話題が延々と続き深夜0時になり翌日の山登り考えて寝床に入りました。

宿に到着、まずは夕食前の「一杯の会」 食事を摂り、談笑のひと時

★筑波山温泉は、美肌の湯として知られるアルカリ性単純温泉で、神経痛、筋肉痛、50肩、慢性消化器病、疲労回復等に効用がある身も心も癒される温泉です。残念なことに、空中露天風呂を満喫したのはお一人だけでした。(他の人々は早朝に楽しもうと計画していましたが、夕方から夜だけのオープンでした。大失態でした。)

★翌日、朝5時半ごろから各人それぞれ早朝ぶろに入り、気持ちよい目覚めをしました。バイキング形式の朝食を楽しみ、その後、部屋でくつろぎ、「筑波山めぐり」に出かけました。 先ず、ホテルから歩いて5分ほどの「筑波山神社」をお参りし、急坂を登ってケーブルカーの駅へ、そして、男体山(筑波山は男体山と女体山の二山から成る)の頂上直下の「御幸」へ山林の中をケーブルカーで約8分で到着しました。

★筑波山神社は、筑波山のふもとにあり、男体山にイザナギ、女体山にイザナミを主神に祭り、縁結びなど信仰を集めています。徳川家康が江戸城守護の霊山とした。春夏の御座替え祭り、8月のガマ祭りもにぎわっています。

筑波山神社本殿前で 境内では菊花展が開催中
山頂から紅葉を楽しむ 綺麗に色づいた紅葉


★御幸から300m(高低差60m)歩くと男体山頂上と言うことで山登りに挑戦しました。かなりの岩場、そして角度のある山道で苦労しながら何とか頂上に登りましたが、5人全員の登頂はかないませんでした。

男体山山頂の男体山御本殿前で

★計画では御幸から女体山経由ロープウェイで「つつじケ丘」でしたが、男体山の山登りで疲労困憊、皆さんの体力を考慮して、計画変更しました。ケーブルカーで下に向かい、バスで「つつじケ丘」に、そして、臨時便のロープウェイで女体山山頂駅へ向かいました。天候に恵まれていたので霞ヶ浦、丹沢山系等関東平野が一望でき、しかも紅葉した筑波山を堪能しました。

女体山登山口脇に鎮座した巨大な四六の像蟇
女体山山頂駅から男体山を望む 山頂駅から霞ヶ浦の眺望を楽しむ

つくば駅の近くで「生ビール付の焼きソバの昼食」をとってお腹を満たして、つくばエキスプレスで解散の地「秋葉原」に向かい、2日間の「筑波山温泉の旅」を全員大満足で終えました。

★最後に、今回は参加者5名と少人数でしたので「呑み放題」といかず、予算オーバーしましたこと幹事として誠に失態で参加者の皆様に深くお詫び申し上げます。これに懲りずに次回の企画にも参加を宜しくお願いします。 (報告&写真:中村泰三)




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第2回温泉を楽しむ会

初秋の秩父 小鹿野温泉「梁山泊」に1泊 大竜寺源泉「昇龍の湯」で湯ったり、そして飲み放題
(10.10.26-27.)

武甲山(標高1304m。埼玉県西部、秩父盆地の南端に位置し、山全体が
秩父夜祭で知られる秩父神社のご神体。日本二百名山の一つだが、日本
屈指の良質石灰岩の山で、北面(写真)は現在もセメント原料として掘削が
進み、山容は日々痩せ細っている。秩父嶽、妙見山、武甲山とも呼ばれる。

★同好会旗揚げ第1弾として4月に敢行した「大菩薩山麓 裂石温泉1泊バスの旅」に続く第2弾「初秋の秩父・小鹿野温泉昇竜の湯で湯ったり&飲み放題」1泊の旅(10月26-27日)は、10名が参加、楽しい2日間を満喫しました。

★初日は、朝までに雨が上がったものの、いつまた降り出してもおかしくない曇天でしたが、現地集合時間の午後4時には西武秩父駅前に9名が勢揃い。第1回に続いて今回も参加の西東京稲門会会長、金子正男さん(34法)は、一足先に秩父鉄道お花畑駅をスタート、自然公園「秩父ミューズパーク」経由で小鹿野温泉まで約8kmをウォーキング。

★午後5時すぎ、小平組が送迎マイクロバスで宿の「梁山泊」に到着すると、徒歩の金子さんに出迎えられる仕儀となり、その健脚ぶりに脱帽。早速一同、大風呂、露天風呂を股にかけて♪いい湯だナ。

昇龍の湯「梁山泊」 露天風呂

★午後6時、いよいよ大広間での宴会の部へ。中村泰三幹事が前回参加者6名を今回10名に増やしたオプション、「ビール、秩父銘酒、地元ワイン、焼酎の3時間飲み放題」に全員勇んで突入。料理を食べ尽くし、酒が回れば、次ぎは恒例のカラオケ大会へと。

宴会開始
伊藤順藏(小平)会長 金子正男(西東京)会長 小林秀雄さん
横田康平さん 小川浩史さん(左)と大屋元治さん 栗原政博さん
中村泰三幹事(温泉を楽しむ会会長) 小山雄一さん 小川浩史さん

★午後10時、4人、6人の続き部屋に戻り、別注のビール、焼酎を飲みながら、秋の夜長の懇談会。この間も風呂場を往復する者少なからず。

★一夜明けて27日は、早朝から秋晴れの好天。朝湯、朝酒を楽しんでから「梁山泊」をチェックアウトして、秩父散策へ。秩父夜祭で知られる古社、秩父神社を参拝した後、ぶらりぶらりと歩くこと約20分、宝暦3年(1753)創業の蔵元「武甲酒造」へ。

[知知夫国総鎮守 秩父神社]
朱塗りの神門 本殿
本殿の扁額・知知夫神社 ご神木「梛ノ木(ナギノキ)」の実
本殿前で

★国道299号に面し、大きな杉玉を3つ飾った古式ゆかしい店構えの「武甲酒造」に到着。この店舗の建物そのものが国指定登録有形文化財と言うので、一同びっくり。酒蔵見学に続いて、試飲室に招じられ、武甲山伏流水仕込みの本醸造「武甲正宗」、特別純米原酒「ひやおろし」、にごり酒、リキュールのうめ酒、ゆず酒、純金箔入り焼酎「秩父いわざくら」、秩父ワイン「源作印」赤と白をじっくりと試飲。

武甲酒蔵本社(店舗の建物が国指定登録有形文化財)

★タダ飲みは小平稲門会の恥じ、とお好みの土産の酒を購入。ふたたびぶらりぶらりと陽光を楽しみながら、秩父鉄道お花畑駅を通り抜け、西武秩父駅に正午に辿りつきました。中村幹事の当初計画では、昼食に駅仲見世で秩父のソバを味わう予定でしたが、梁山泊の朝食が夕食並みの盛りだくさんで、急遽所沢駅まで行き、駅前で昼食を取ることになり、有名ラーメン・チエーン店でビールと中華で仕上げをしました。。

★とまあ、湯にたっぷりと浸かり、秩父の酒各種、盛りだくさんの料理を思い切り味わっての「温泉巡りの会」第2弾は、全員大満足のうちに無事終了しました。中村幹事(正式には温泉を楽しむ会会長)、感謝そしてお疲れ様でした。(報告&写真:松谷富彦)


[梁山泊の庭にびっしりと実を付けていたマユミ(上)とキバラヘリカメムシ(下)]
マユミ(檀、真弓、檀弓) マユミ
ニシキギ科ニシキギ属 ニシキギ科ニシキギ属
キバラヘリカメムシ(成虫)の食草はマユミ キバラヘリカメムシ(幼虫)
半翅目ヘリカメムシ科  半翅目ヘリカメムシ科 
[秩父路吟]




        

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第1回温泉を楽しむ会
[温泉を楽しむ会]旗揚げのバス旅報告!

大菩薩山麓 裂石温泉「雲峰荘」
(10.4.22-23.)

★平成22年4月22日(木)会員有志6名は旅館の専用送迎車で12:00に小平駅前を出発。中里介山の小説で有名な大菩薩峠の山麓、裂石(さけいし)にある「雲峰荘」へ向かった。車の中では、早くも宴会が始まり、スムースな交通にも助けられ、2時間弱のドライブであっと言う間に旅館に到着した。

雲峰荘旅館 フロントの看板

★ここは大菩薩峠の登山口としても有名。旅館は笛吹川支流の重川(おもがわ)の渓谷沿いに建設され、山地(標高約900m)の故であろうが、未だ桜など春の花が満開であることと相まってまことに風光明美なところだ。旅館は大正時代に創業し、皇太子殿下も2008年5月に宿泊された由緒ある老舗旅館である。

雨に煙る重川 シダレザクラ 皇太子も2008年5月に宿泊
ヤマブキ(山吹) ミズバショウ(水芭蕉) シャクナゲ(石楠花)

★玄関を入ると、愛犬「ギン」がお出迎え(お休み中)。囲炉裏のついた落ち着いたたたずまいのロビー&受付である。何はともあれチェックインを済ませ、旅館の人から温泉の説明を聞く。

ロビーの囲炉裏 雲峰荘の人気者「ギン」

★男湯、女湯に加えて露天風呂もある。泉質はPH9.9の高アルカリ単純泉で、飲んで良し、入浴して良しの名湯として有名ある。各自、温泉へと向かった。男湯は26度Cの大きな源泉浴槽と通常の浴槽からなり、高アルカリ泉らしく入浴するとぬめりが感じられいかにも肌に良いと感じられた。

館内の温泉 露天風呂 露天風呂

★1時間もの長湯をする人もおり、充分温まったあとは、部屋で地酒の観賞会となった。ここ山梨は、ワインだけでなく、日本酒も多種生産されており銘酒と言えるものが多々あるようだ。

★夕食は、上質な山菜、山魚(詳細はメニュー写真を参照)料理などが盛りだくさんに準備され、地酒とともに充分に堪能した。今回は西東京稲門会から金子正男さんも参加された。初対面の方が多く心配したが、みなさん和気藹々とわだかまりなく楽しく賑やかな夕食会となった。夕食後は引き続き、部屋で尽きる事のないおしゃべり&お酒を楽しむグループ、露天風呂に行く人など長い夜を楽しんだ。

採れたての山菜やヤマメなどの夕食 この夜のメニュー(読めるかな?)

★翌朝は前夜のハードスケジュールにもめげず、早朝より露天風呂などを楽しみ、合計5回の入浴をした剛の者もおり、これだけでも十分元を取ったと話題を集めた。

★4月23日(金)10:30東京に向けて出発。途中 先のNHKドラマ「武田信玄」の本舞台ともなった重文の雲峰寺に立ち寄った。樹齢700年と言われている天然記念物「雲峰寺のサクラ」のもとで記念撮影を行い帰路についた。

雲峰寺本堂 天然記念物のサクラの前で記念写真

★正午前には国分寺に到着。最後をラーメンとビールで締め、次回の開催を誓い散会となった。「良い温泉」と「旨い料理・酒」そして「楽しい会話」を十分に堪能した旅でした。

締めはラーメンとビールで乾杯!

 [参加者]伊藤順藏、大島二典、小平道彦、小山雄一、中村泰三、金子正男(西東京稲門会) 6名
                                              (大島二典 記 写真も)

♪BGM:Ripple[らんたんに灯の燈るとき]composed & arranged by Ripple♪
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