小平稲門会2011年夏の集いの記録

  早稲田キャンパス探訪       & 界隈商店街活性化応援ツアー

大隈老侯像 大隈講堂

「観劇の会」と共催で甘泉園・演劇博物館巡り
懐かしの居酒屋「源兵衛」で仕上げ

★平成23年6月17日(金)13:30 雨模様のなか、会員有志20名は、懐かしの大隈講堂前に集結。学内から、堀部安兵衛の碑、水稲荷神社を経由して、甘泉園公園を散策。心配していた雨も天候回復に向かい外回りは無事終了し、早稲田界隈商店街の佇まいを懐かしみながら再び学内に戻った。

大隈講堂正面玄関で キャンパスで唯一見つけた原発反対の立て看板 戸塚球場跡地に建つ安部磯雄(右)と
飛田穂洲像の前で
改修工事中の水神社拝殿 甘泉園(現在は新宿区立公園) 梅雨の園内
アジサイ アジサイ アジサイ
ハナショウブ ザクロ キンシバイ
庭園内を鑑賞する面々 東屋で志村さんの事前説明を聞く 池の前で記念撮影
都電荒川線早稲田電停 金城庵そば店 早稲田教育センター

俳優、志村智雄さんの若き日の映像と艶のあるセリフに対面

★今年の「夏の集い」当日は、幸運にも、演博と「逍遥協会」主催の「第74回逍遥祭」が開催されており、前進座公演「ベニスの商人」の記録フィルム・音声・解説と記録映像を見る機会を得た。記録フィルム・音声では「ベニスの商人 法廷の場」の坪内逍遥の自訳・朗読の紹介。又、前進座提供の記録映像では1990年代の、若き日の志村智雄さん(43法 小平稲門会会員)がベニスの商人 アントーニオーを熱演されているのを全員興味深く視聴した。

★演劇博物館は昭和3年、坪内逍遥の「シェークスピア全集」全40巻翻訳完成を記念して設立された。建築以来180年を超える建物であり、16世紀エリザベス朝時代の劇場を模した建築様式は歴史の重みを感じられるものであった。会津八一記念博物館では特別展「人間国宝 増田三男―そして、富本憲吉」が開催されていた。それぞれ専任解説員による説明があり、興味深いものであった。

演劇博物館 学芸員の説明を聞きながら あら!誰だ

知の探訪3時間半、カラカラの喉潤さんと「源兵衛」へ突進

★3時間半に渡る散策、見学で参加者一同喉もカラカラ、会長が先頭を切って、「源兵衛」へ一目散。源兵衛は元早稲田大学総長奥島孝康氏直筆の「低頭高志」などの額が掲げられている生粋の早稲田居酒屋である。馬場副幹事長の乾杯でスタートし、名物の焼鳥、シュウマイ、卵焼き、クサヤなどをつまみに宴会は賑やかに進行し、最後は恒例の校歌斉唱でお開きとなった。この後、例のごとく、2次会、3次会と懐かしの早稲田街で長い夜を楽しんだ1日であった。(報告:大島二典 写真:大島二典、国友康邦、松谷富彦)

居酒屋「源兵衛」 奥島元総長揮毫の額に迎えられて店内へ
はーい、乾杯 乾杯 アントニオの艶のある若き日の自分の
映像とセリフに“対面”した志村さんと
飲み会参加の志村夫人(左の二人)
飲んだし、食ったし、さあ、肩組んで歌おう! 瑞宝中綬章の叙勲が正式発表された
伊藤順蔵会長と石井道彌両長老
校歌斉唱

[追申]小平稲門会長の伊藤順藏さん(早稲田大学名誉教授)が、東日本大震災でのびのびになっていた「平成23年春の叙勲」で、スポーツ教育分野での長年の功績により「瑞宝中綬章」を受章されることは、18日の新聞報道で小平稲門会員の皆さんもすでにご存知のことと思います。

瑞宝中綬章

★今月(6月)下旬、所管大臣から勲章伝達を受けた後、皇居に赴き、天皇に拝謁してねぎらいの言葉をいただくのだそうです。

★「源兵衛」の席上で幹事長の栗原さんからかんたんな紹介があり、8月下旬に小平稲門会主催で、原則内輪のお祝いの会を開くことで伊藤会長ご本人と夏の集い参加者の同意を得ました。追って7月の役員幹事合同会議などにはかり、開催日時、会場が決まり次第正式通知が会員に送られる予定です。(HP管理人 松谷富彦)

 【当日参加者】計22名(ツアーのみ、会食のみ参加者を含む)
荒木彌榮子(39文)、石井道彌(27文)、伊藤順藏(29政経)、伊藤徹(44法)、大島二典(44理工)、 小川浩史(35法)、国友康邦(38商)、栗原政博(39政経)、小山雄一(43法)、志村智雄(43法)、志村夫人、 滝口幸一(平8文)、滝沢公夫(30法)、中尾駿(38理工)、中村泰三(41理工)、野村吉宏(36政経)、馬場正彦(41政経)、穂積健児(42教育)、松谷富彦(36文)、山本浩(29政経)、横田康平(30政経)、小林久子

♪BGM:小山作之助[夏は来ぬ]arranged by Ripple♪
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